——— How to Grow Black Pine

黒松は、日本庭園や盆栽で日本だけでなく、世界でも広く愛される樹木です。乾燥に強いのはもちろん、塩害にも耐性があり、砂地のような条件が厳しい土地でもしっかりと根を張るたくましい生命力を持っています。

害虫・病気対策

定期的な消毒により害虫や病気の予防が期待できます。葉や幹を観察して早期に発見・駆除することも大切です。被害を広げないためにも、普段からの観察や消毒を心がけましょう。

水やり

黒松は地中深くまで根を伸ばすので、水やりはほとんど必要ありません。ですが、植え付けから1~2年は、根が広がるまで定期的な水やりが必要です。

剪定

クロマツ(黒松)は、葉に日光が当たらないと茶色く枯れてしまうため、細かな手入れが必要になってきます。

年2回剪定できれば、美しく仕上がるでしょう。

黒松と赤松の違い

黒松(クロマツ)

黒松の特徴は黒っぽい樹皮と力強く広がる枝ぶりで、男松(オトコマツ)とも呼ばれています。

生命力も強く、長寿と繁栄を象徴する縁起の良い木として、盆栽や庭園木としても非常に人気があります。

赤松(アカマツ)

赤松の特徴は、樹皮が薄く剥がれやすく、表面が赤っぽい色をしており、赤い花が咲きます。

またクロマツのように触れてもチクチクせず、柔らかい針葉を持っていることから、女松(オンナマツ)、雌松(メマツ)とも呼ばれています。

黒松は、自然環境に適応しやすいですが、剪定や消毒など周辺環境を整えることで健康で美しい松を保つことができます。

大津尚楽園では、黒松の健康管理や害虫対策を含む定期メンテナンスも承っております。お気軽にお問い合わせください。